朝鮮戦争末期を描いた戦争映画
予想以上に素晴らしい、心揺さぶられる作品だった
戦争の悲惨さ、理不尽さ、ただ北と南に住んでいるだけで同じ民族同士なのに殺し合う様々な矛盾を抱えながらの戦い
休戦協議に入ったにも関わらず、その後2年間も殺し合いが続いていた
(その間に数十万人が戦死)
北朝鮮の兵士も韓国の兵士の両方が「もううんざりだ、休戦はまだか」と嘆いていた場面、韓国軍が海辺に追いつめられて脱出する時に船に乗れず船にしがみつく味方の兵士を何十人も撃ち殺していた場面(精神的におかしくなっていた)、無能な上官を射殺する場面(無能上官を殺さなければ自分たちが死んでしまう)が非常に印象に残っている
かなりのオススメ戦争映画でした