高地戦の作品情報・感想・評価

高地戦2011年製作の映画)

고지전/The Front Line

上映日:2012年10月27日

製作国:

上映時間:133分

4.0

「高地戦」に投稿された感想・評価

アル

アルの感想・評価

4.4
戦争のたった一部を描いた作品なのにこれほどリアルに伝わってくるなんて……何故戦っているのだ そんな虚無感や惨さをこれでもかと疑似体験できます

最初少し退屈に感じたがもうそのあとは辛すぎる 韓国の戦争映画だからこそのシーンもあったりと素晴らしい作品だった

誰かと思ったら監督「タクシー運転手」の人か 凄いな
rage30

rage30の感想・評価

-
韓国産の戦争映画は初めて見た気がするが、敵が自分達と同じ見た目で、同じ言語を話すというのが、他の国の戦争映画にはない切り口。
それ故に発生する、悲劇だったり喜劇だったりが面白かった。

戦争映画として押さえて欲しい描写は、ほとんど詰め込まれているし、高地という戦場には新鮮さも感じる。
その上にミステリー要素もあるので、飽きる事無く楽しめた。
そして、最後の最後に用意された絶望的展開…。
これを見た人は戦争の不毛さを嫌という程、味わった事だろう。
韓国云々というのは抜きにしても、1本の戦争映画として質の高い作品である事に間違いない。

チャン・フン監督のフィルモグラフィーを通して見ると、本作にも共通した監督のテーマが見えてくる。
「見えざる世界の真実」や「職業倫理を超えた判断」、そして、「人間的である事の尊さ」。
本作は戦争映画な事もあり、世界の残酷さをより厳しく描いてもいるが、同時に人間的な営みの崇高さも描いている。
そういう意味では、チャン・フン監督らしさが最も色濃く反映された作品とも言えるだろう。

印象的だったのは、腕をなくした少女に対し、スヒョクが暴言を吐くシーン。
少女は確かに戦争の被害者だ。
だが、「俺は人間じゃない、人間はとっくに死んだよ」と言い放つ、スヒョクもまた戦争の被害者に過ぎない。
人間が持つ人間らしさを殺してしまう事、それが戦争の恐ろしさだと改めて思った。
ハクソー・リッジ見てなんとなく思い出した。酷くて哀しくて激しい戦争映画といったらこれ!予告編はネタバレ(といっても史実らしいが)!見ちゃだめ!
n

nの感想・評価

3.7
泣ける
映像の迫力美
北と南でそんな賄賂があったんだなぁと。
せめて最後の12時間を無くしたい。必要あったの?

このレビューはネタバレを含みます

 朝鮮戦争中の国連軍と人民解放軍が奪い合う高地で文通的なことをしながらも殺しあう話。
 
 境界線として重要な拠点である高地を奪って奪い合いをしていて、しかも韓国軍も人民軍もお互いメッセージを残していくことが習慣になって故郷に残した家族とかへの手紙とかも託したりお酒を置いていったりと、かなりフレンドリーになっていく描写もあるけれど。戦争だので殺し合いをしていって、戦争の無意味さを強調していてこれほどむなしい戦いはなかったです。

 ただ韓国映画特有の仰々しいお芝居や演出がこれでもかと挿入されて、メインキャラクターが死んでいくたびにみんなで大声で叫んで涙するというのが繰り返されるのでゲンナリする130分でもありました。

 それにひたすら局地戦しかないので作戦はどうなっていて兵站はどうなっていてどうしたら勝ちなのか負けなのかとかわからないので戦争映画としても食傷気味だし。凄腕のスナイパーが女性でというキャラクターもよくある設定で面白くもなんともなかったです。

 ちょっと数多く作られた戦争映画とよく似た場面が多かったりなので退屈さが多い映画でした。
すごく世界観がはっきり作られていて面白い映画だった。きっとフィクションなんだろうけど、こんなこともあったかもしれないと思わせるリアリティがあって好きな映画。

戦争の不条理がうまく散りばめられていて引き込まれました。
ほのか

ほのかの感想・評価

4.2
馬鹿野郎!!!!戦争映画で生き残ったらの話をするなってあれほど…………!!!!!! !! !!! !!


ってつい言いたくなる…。

「俺たちは敵と戦うのではない、戦争と戦うんだ。」
もう目的なんか忘れちまったけど、これだけはわかる。今目の前で起こっている無意味な戦争は悪い。戦争を停めるために戦争と戦う。だからそのために銃を持つ俺たちは悪くないしそうしなればならないんだ。
そういいたくなるほど彼らはこの地に留まりすぎたし敵を知りすぎた。彼らと同じぐらい敵も彼らを知りすぎた。人を殺す恐怖と次の瞬間には自分が殺されるかもしれないと思う恐怖に辟易とするけど、人間らしさは忘れない。冗談を言って笑い飛ばして歌を歌って酒もどきを飲む。そうやって自分の心に鞭打ってなんとか奮い立たせて毎日毎日立ち上がる姿はもう本当に観てられなかった。それぐらい何度も裏切られて憤って、毎日をやり過ごすために立ち上がる。
停戦はいつだ?と2年間毎日毎日待ち続けた彼らの戦争のなかのたった2時間の映画の中の戦争。暖かい部屋でお茶を飲みながら観る戦争でも思わず手で顔を覆い天を仰いでしまう展開の連続だった。今思えば私よくもまあザ・パシフィック(全10話)耐えられたな…。こんなにも戦争映画苦手だったっけ…。人に感情移入してしまう戦争映画はやっぱり観てて辛い。そんで韓国はやっぱりそういう映画を作るのが上手い。若干盛りすぎ感はあるけど。
notitle

notitleの感想・評価

4.2
停戦協定が長引く中、最早戦う理由さえ忘れた兵士達が、最前線で傷つけあった、無慈悲で悲しき史実。各々のエピソード、展開が、一々心突き刺す。死んで地獄へ行くことの方が、楽なのかもしれない。何を選択し、何を捨てるのか。戦争の非情さがここにある。
停戦協定後の戦闘は残酷やなぁ。
元は同じ国の人間やから戦闘を離れたら、分かり合えるかもしれんのに辛い。
リアルな感じで良かった。
hikarouch

hikarouchの感想・評価

3.4
良作韓国映画。

最近みた色んな戦争ものと相まって興味深かった。朝鮮戦争はんぱない。

しかし、このタイトルじゃ普通見ようと思わないよね。。

(2015年鑑賞時の殴り書き)
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