高地戦の作品情報・感想・評価

高地戦2011年製作の映画)

고지전/The Front Line

上映日:2012年10月27日

製作国:

上映時間:133分

4.0

「高地戦」に投稿された感想・評価

yuka

yukaの感想・評価

3.5
フィクションなのに実話かと思うぐらいの実在感はなんだ?
荒涼とした山が恐ろしい。隊に起こった過去の話が泣ける。
Taikisss

Taikisssの感想・評価

4.0
忘れられないセリフがいくつか。
これは観て欲しい作品の一つです
久々に出た韓国映画の傑作でしたね☆ 朝鮮戦争の作品でしたが、映像も壮絶な戦闘シーンてんこ盛りで迫力満点。単なるドンパチだけでなく、北側の驚異的命中精度を持つスナイパーの存在があり常に死の恐怖を感じさせられます。戦闘は丘の上を占拠するかどうかで、南北が日々激しい奪還戦を繰り広げます。その丘の上では南北の兵士が物資のやりとりをしたり、休戦協定を結んだ時に兵士たちが水浴びを楽しんだりと美しいシーンも随所にあります。生の喜びとは正にこのことだと感銘しました。忘れてならないのは、最後の戦い前に南側兵士を鼓舞した言葉です。「我々はワニなる!!」ここでは詳しく書きませんが、韓国映画史上に残る名セリフだと思います。 2012年公開作品の中でも、三本の指に入ると個人的に思います☆

このレビューはネタバレを含みます

休戦協定結ばれて、北と南でにこやかなムードになったあとのまさかの協定発動は数時間後でその時の領土が国土になると非常な命令下されてからの見知った者との殺し合い。ここまで悲惨な状況を作るかというくらいひどいはなし。スナイパーの2秒の異名がカッコイイ。
朝鮮戦争(1950~1953)を描いた映画はあまり知らなかったので、私にはかなり衝撃が大きい戦争映画でした。休戦協定が結ばれる前の、エロック高地という山塊を舞台とする北と南の攻防を描いた作品。戦争って何なんだろう?と改めて感じた。
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停戦するためには、境界を確定しなければならない。エロック高地は境界付近にあってそこをどちらが占領するかによって境界線の位置が変わる。だからこの地は北と南がメンツのために日替りの如く奪い合いを繰り返していて、そのために協定を結ぶことができない状態が続いていた。エロック高地のバトルで兵士達は無駄に死んでいき、厭戦ムードが広まっても事態は全く変わらなかった。
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主人公である南の防諜隊のカン・ウンピョ中尉は、エロック高地に駐屯しているワニ中隊の中にいると思われる、北との内通者が誰かを探るという特命を受けて、中隊に送り込まれる。そこで彼はワニ中隊の実態を知ることになる・・・
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キャラ立った登場人物と、とても良くできたストーリー展開でグイグイ引き込まれる。休戦協定が実現した喜びも束の間、なんということ!
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個々のエピソードは実話ではなさそうだけれど、時代背景は正しく踏まえているようだ。戦争が始まってから半年の間に前線は38度線から一旦大きく南下し(北が優勢)、次に急に38度線を越えて中国国境近くまで北上した後(米軍の反撃)、再び38度線近くに戻った(中国人民軍義勇兵の参戦)。そして膠着状態に入ったまま2年近く経過した後で、やっと停戦協定が結ばれた。戦闘の前線は朝鮮の国土全体をなめるように移動したので、山も海も国全体が荒廃した。
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朝鮮戦争というと対岸の火事のように捉えがちだが、日本でこんなことが起こっていたらと想像するとそら恐ろしい。ワニ中隊の兵士たちに残っているトラウマ、2年前の浦項(ポハン)での出来事。これは前線が最も南下して南側の領土が釜山周辺だけとなるまで追いやられた際に、海から釜山に撤退しようとした時に起こったようだ。
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日本の占領時代が終わって国内がまだまだ混乱している時に突然起こった戦争。訓練する余裕もなく前線に送られた(特に南の)兵士達。相手は同じ民族だ、愛国心が奮い立つ筈もない。無能な上官の指揮に従うのか、規律を破っても生きのびるのか? そんな極限状態に追いやられた兵士たちの気持ちを考えるとやりきれない。
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「俺たちは、戦争と戦う。勝つとは生き残ること」
この映画は傑作。

戦闘シーンはきっちりセットを組んでますし人数かけてます。
「プライベート・ライアン」には流石に負けますが、ストーリーで十分逆転可能な3.5ゲーム差位のクオリティー。

ウンピョとヒヒョクそれにナム二等兵やヤン曹長などの韓国軍のキャラ立ちもさることながら、人民軍側のヒョン中隊長そして「2秒」の異名を持つチャ狙撃手の存在感も大きい。

ストーリー的には出来過ぎ感はあるにせよ、それによって数多くの名シーンが生み出されるのでむしろ良い。

最終的に何のために戦っているのか?

憎んでもいない人々となぜ殺し合いをしないといけないのか?

もう涙が止まらないです...

※予告編はくそです。超ネタバレなんで絶対観ない方がいいです。

猛吹雪の中で凍ったキムチを食わさせられ、その後に冷水浴びせられた感じ。
能戸淳

能戸淳の感想・評価

5.0
朝鮮戦争を扱った作品。
韓国映画なんで、もちろん韓国側から見た朝鮮戦争を描いているんだけど、人間ドラマとして素晴らしい作品だった。

ストーリーは軍の中枢にいるシン・ハギョンさん扮する主人公は、激戦が続く国境近くの高地に展開する部隊に北と内通している人間を探し出す命を受けるが・・・って感じ。

とにかく戦闘シーンが悲しくなるぐらい激しくリアルに感じる。
さらに、もちろんそれに負けない戦地ならではの重厚な人間ドラマも展開、身震いするぐらい。
やがて当初のストーリーの「内通」が描かれるんだけど、これがまた・・・!

そして、物語後半の休戦協定後の展開が、本当にどうなっているんだと・・・!!

ということで、様々な意味で素晴らしい作品だったね!
D

Dの感想・評価

3.8
韓国映画ってやっぱ面白い。
香川真司に似てるってコメントには笑った。たしかに(笑)
三本足

三本足の感想・評価

2.0
858/116

歩兵て人間扱いされん
防弾チョッキなし
突撃中に味方飛行機の爆撃
味方を撃ったり
頭おかしくなったり

主演が香川真司
女スナイパー二階堂ふみ
隊長が溝端淳平
中隊長がかまいたち

イケメンは撃たれてから
顔が見えるように倒れるしメットが脱げる
してセリフ長い
ブスは1発で死ぬ

片腕のない子供を馬鹿にする

考えが合わないと味方でも撃ち殺す
仲間のため戦争のせい

ワニ中隊
ワニは50個卵産む
半分は食われる
生まれてもほぼ食われる
しかし
最後に生き残った1、2匹、が沼を支配する

戦争に勝つことは生きること生き残ること
負けるのは戦う理由を知らないからだ
Insop

Insopの感想・評価

4.0
1953年、朝鮮戦争東部戦線にあるエロック高地では激しい争奪戦が繰り広げられていた。前日までは韓国軍が占領していても次の日には朝鮮人民軍が占拠。そして、翌日にはまた韓国軍が奪い返す、その繰り返し。二年も続けられている停戦交渉は全く進まず、両軍末端兵士たちには厭戦気分も漂う中、一進一退の攻防は無意味に苛烈さを増していく、、、といった感じのお話。

朝鮮戦争を描いた名作ですね。
両軍共に停戦というゴールを目指してはいるもののなかなかそこに辿り着けず、まるでキャッチボールのように繰り返される陥落と奪回の中、戦う真の意味を忘れつつも、仲間の死傷は増えていくやるせなさと虚無感をくっきり描いてます。

そんなメインフレームの脇を風変わりな両軍の交流とか、儚く脆いラブストーリーとかを織り交ぜつつ、PTSDやモルヒネ中毒に襲われる兵士、身寄りをなくした幼い子供達、愚直な上官、など優れたバイプレーヤー達が戦争のリアルを彩ってます。

「JSA(2000年公開)」とか「フルメタル・ジャケット(1987年公開)」とかに通じる作品だと思いますが、個人的には「JSA」よりこっちの方が好きかな。

主演のシン・ハギュンは文句なしのさすがの名演。
他のキャラ達も素晴らしい。

朝鮮戦争を描いたリアルな名作。
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