このレビューはネタバレを含みます
スヒョクの「山ほど殺してきたから、地獄に堕ちるべきなのに、今以上の地獄がないからここで生きてるのかも」って言葉が刺さりすぎてずっと苦しい。でも最後の無慈悲な12時間こそ文字通りの地獄絵図だったから、スヒョクはあの時点で最期を迎えることができてむしろ良かったのかもしれないとすら思ってしまう…。イリョンの抱える闇もほんとにキツかった。初めの方こそ“ミステリアスな青年”とか思って気になってたけど、そんな生ぬるい表現では到底言い表せない深い深い傷を負ってもがき苦しみながら生きていたんだろうな。イリョン一体いくつだったんだろう…。久々に鑑賞後しぬほどメンタルやられるダウナー映画観たな…
2022：222
