B級スプラッターホラー映画の世界に迷いこむという設定のB級スプラッターホラー映画。
しかし入り込んだ映画は、三年前に亡くなった主人公の母親が女優として出演しているという意外にも泣ける人間ドラマをぶちこんできた。
キャラクターたちのバックグラウンドがよく描かれていて、心から皆死んで欲しくないという気持ちにさせられる。緊張感を高めるので、ホラー映画としては素晴らしい演出。(元の映画のモブたちはどうでもいいが)
それでいてコメディシーンやB級ホラーのパロディを楽しめるバランスの良さ。
モブたちがアホを極めているぶん、迷い込み勢は皆死んでほしくない良い人なので、普通のホラー映画なら中盤で惨死しそうなビッチ系女子が全然予想外なキャラに変貌したりと定石を踏まない。
ラストの良さげなエンドは予想してたけど、その後の大オチは予想外だった。
直前に観た映画ﾚﾌﾟﾘｶｽﾞに出てた俳優がサブキャラとして登場する偶然に驚き。
しかしマリンアッカーマンが高校生を演じるのは無理ありますね。お母さん感が抜けてないですね。
主演のタイッサファーミガ(すごい美女)は名前的にヴェラファーミガの娘なんだなと思って調べたらまさかの妹。妹て!!!!私と同い年なのに妹て!!!!
