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声をかくす人のmhのレビュー・感想・評価

声をかくす人(2011年製作の映画)
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南軍の活動家のおかあさんがリンカーン暗殺事件の共犯者とされて、一般人にもかかわらず軍事法廷で裁かれることになる法廷もの。
誰にも止められない理不尽な裁判と、どう考えても納得のいかない決着で見ているこちらのストレスもマックス。
法的になんとかなりそう!からの大統領令で絞首刑というデスコンボが胸にくる。まさかこんなところで、「ダンサーインザダーク」と同じオチを見せられることになろうとは。
救いはラストのスライドで。
一年たったら怪しいくらでは命までは取られない(庶民を軍事法廷で裁くこと禁じた)ことになって、活動家は生き残る。
野蛮で残虐だった時代を経て、いまがあるという重たい歴史物でした。
面白かった!
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