Masumi

バッファロー’66のMasumiのネタバレレビュー・内容・結末

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

途中まで、正直主人公に嫌悪感しか感じなくてしんどかった。

でも、拉致された彼女が包容力あって良い子でさ...
そんな彼女と一緒にダメンズな彼を見守るうちに、だんだん彼が可愛く見えてきちゃうっていう不思議展開。
特にね、ホテルのシーンは、可愛さの極みでね...
あれは抱きしめたくなりますね笑

それから、ラストまでの展開が素晴らしくて、前半の嫌悪感が打ち消されて幸せな気持ちになれる。いつの間にか、愛しい映画となっている。
本当に不思議な映画だ。


自暴自棄な時
落ち込んだ時
孤独を感じた時
そんな時に見返せば
この映画は癒しと活力を与えてくれるでしょう



◎クリスティーナ・リッチの女神ぷりハマりすぎ
◎俯瞰で撮るシーン、食卓の不思議な構図、回想の入れ方など、独特で印象に残ります。

実際にいたら厄介な主人公だし
展開も都合良すぎるだろ!!
って突っ込みたくはなるんだけど、
映画はあくまで心の養分なのだし、
野暮な文句抜きにして、楽しむが勝ち⁈

しかし、親が、息子の刑務所行きを知らないなんて事、あるんでしょうか?5年も...
それだけどうにも違和感あるけど
それだけ親が息子に無関心だったということの象徴なんですかね..

鑑賞日①21.9.26シネマイクスピアリ
鑑賞日②23.11.12新宿ピカデリー
Masumi

Masumi