バッファロー’66のネタバレレビュー・内容・結末

「バッファロー’66」に投稿されたネタバレ・内容・結末

死ななくて良かった。
こういう優しいやつは死んでしまうのか。
夏目漱石のこころとか、太宰の人間失格とか、優しいやつは死にすぎる。
ゴルゴは優しさを捨てて、プロの殺し屋になったのだが。
生きるってのは優しさとの戦いなのだろうか。
このあと、ビリーはどうやって生きていくんだろうか。
レイラに対してこんな言動の人について行くんかい!とも思ったけどだんだんビリーが愛おしくおもえてくる。家庭環境の影響って大きいな。ラストドーナツ屋さんのシーンはもう別人!二人で写真を撮るシーンすき。構図がいい。
「クッキーを出す、自家製だ」

「うまそうだ。ハート形を考えたのは誰だ?」

「さぁ…。ロマンチックな奴だろう」


スーパーボウルでバッファローに1万ドル賭けたビリーはお金を失い刑務所に。
こんな目に合ったのは、スーパーボウルでキックを失敗したスコット・ノーウッドだと思い込み、スコットに復讐を誓う。

両親にはつかなきゃいい嘘をついて、妻がいて成功している、と。

ダンス教室にいた女の子に小銭借りて、お礼も言わず誘拐し、妻のふりをしろと脅す。
そのヒロインがめっちゃかわいくていい子(*´▽`*)

「両親に送る写真だ、分かるか?仲の良いカップルの写真を撮るんだ。長く連れ添った夫婦のツーショットだ。俺たちが一緒にいるのは愛し合ってるからだ…。そういう顔をしろ。バカ面はするな、俺を愛しているふりをしろ。俺に惚れてる顔だ、いいな?」
「…変な人」 
おいおい!お前は顔色一つ変えんのかい(*'▽')!!

終わりの展開がすごい良かった!(*'▽')終盤までこの男のなにがいいんだろう、容姿だけだろうと思ってたけど、そうかぁ、人を殺す前っていうのは悪い精神状態だよね。物事は考えようかな。


「やっとスコットに出会った、イカれたストリップ小屋で…。…いい奴みたいだ、嘘じゃない。普通の男だ。俺たちのヒーローで名キッカーだったろ?いつも好プレーさ。 一度だけゴールでミスって非難された。 俺はバッファローに賭けたが、ジャイアンツが勝った。…だがウッドがいなけりゃもっと負けてた」
言いたいことはわかる。
個人的にはそんなに好きではない。

両親にそんなに愛されなかった主人公、粗暴で荒々しくて乱暴者、すぐ脅す。できもしない脅し文句いう。小学生みたい。その実、繊細で人の目にビクビクしてて弱い。ムショ帰りでも家族に嘘ついて見栄はって、自分を気にして欲しかった。
ここまではわかる。
チョコレートアレルギーも覚えてもらってなくて、家族も女の子ばっかり可愛がって面白くない。
これもわかる。
女の子がなんでそんなに男に従順なんかなっていうのは、まぁ、女の子も人肌寂しかったんかなっていう感じなんだろうけど。

いや、置いてけぼりがすごい。
理解できない?感情移入できない?から同情も愛情も湧かなくて。
なんか、DV男とその彼女って感じ。見栄はって乱暴者のビクビク野郎、女の子はそんな彼が可愛そうとか、私がついていなくちゃとか、そんな感じなんかなって。
最後の幸せハッピー感は良いけど、彼が本当に改心したとは思えなくて。

言いたいことはわかる。ストーリーのあらすじだけ聞いたら心温まる映画かなって思う。「ムショ帰りの乱暴者が一人の女と出会い、嘘の関係から本物の愛が生まれる」的な。
ただその場合、女の子の方は普通であって欲しい。この女の子「俺を受け入れてくれる女の子」っていう存在でしかないきがする。寂しい俺を埋めてくれる存在でしかない。そういう存在にするためだけのキャラ設定感ある。男の理想、妄想感。

あとストーリー全部自業自得みたいなところある。両親のアレは良かった、あの環境にいたからこんな性格の男になりました。ここまではわかる。
大金掛けたのは愚か、ありもしない金かけんなよ。それをごまかすためにムショ入りました。っていうのも、自業自得から派生した自業自得。無実の罪って。

人間臭さ表してる映画ですよっていうのはわかった。わかったけど。なんだろう、あんまりそんな風に生きてないからかなぁ。多分好きな人はそんな気にならんところが個人的にはめっちゃ気になってしまって終始「なんで?」と「は?」って感じであんまり楽しめなかったです。オシャレとかはセンスないからわかんない。
我が家で大不評でしたので鑑賞。
別に普通でした。
育ってきた環境のせいであまりよくない人格形成してしまっている主人公が、これまた多分どうせ愛に飢えた少女と出会ってなんやかんやで心を通じ合わせるラブストーリー。
しんどいとかつらいとか、幸せな人生の方にはわからないのかもしれないけど、このように愛を求めてしまう人もいるのよ、って思った。
主人公がひたすらトイレ探してて、やはり都会はトイレ貸してくれないって万国共通なのかしら。
とにかくヒロインがおめめぱっちりでかわいい。なんとも言えない表情。
なんだ、いい話じゃねーかよ!
と清々しくなるエンド。
こんなにハッピーエンドがうまい映画は初めてと言ってもいいくらい。
説明の何もない不親切さも清々しい。
説明がなくても画面の中が常に不安定で動き続けていれば興味を持ち続けられることが分かった。
詩的。
ヴィンセント・ギャロ天才!クリスティナ・リッチの独特の雰囲気が美しい。光の入り具合、色合いが美しい。繊細で孤独な主人公が女の子と出会い殻を破りはじめる。ラブストーリー。
劇場公開時に気にはなっていたもののそのままスルーしてはや20年、huluで目にとまったので見てみた。
その結果、なぜもっと早く見ておかなかったのかと少し後悔。

内容はまったくたいした内容ではない。
しかし、ビンセント・ギャロの気持ち悪さとクリスティーナ・リッチのプリティーさが、俺の心をギュッと掴んではなさない。

特筆すべきは監督ビンセント・ギャロのユーモアのセンス。
冒頭で延々とトイレを探すくだりからもうくだらなさ過ぎて笑える。
せっかく出所した刑務所にトイレを借りに戻ろうとしたり、あちこちトイレを探した結果見つからずにキレはじめてみたりと、当の本人はいたって真剣。

自分の一番のお気に入りは、ビンセントとクリスティーナが二人で一緒のベッドで寝転がるところ。
ちょっと良いシーンが始まるのかなと淡い期待を抱いていると、クリスティーナの横できをつけの姿勢でガチガチに緊張して、マッチ棒のごとく固まってしまうビンセント。手を出さないどころか目すら合わせず、微妙な距離感が拒絶の意思を静かに訴えている。って…、「てめぇ、ビンセント・ギャロのクセに童貞感丸出しだじゃねーか!」と桃色の期待を裏切られた憤りも忘れてつい吹き出してしまった。

繰り返しになるけど内容はたいした内容ではない。
この作品がまとうおしゃれな雰囲気に、無条件に嫌悪感を抱く人も多いだろう。
でも、見るべきところはそこでない。そんな瑣末なことでこの作品の本質を見誤るのはちょっともったいない。

自分にとっては、琴線に触れる最高の映画だった。
うわっこんな娘に優しくされてえ!って思った

自分が見栄張るためについた嘘について来てくれるし

学生時代の片思いにコンプレックスを感じてるけどどう見ても憧れのあの娘よりかわいい女の子を連れてる

そんでそれだけ都合が良いのに頑なに娘を拒む主人公にムカムカしつつ羨ましいなって思う映画

見た後ウィキペディアで主演兼監督って書いてあってドン引きしたけどまんまと監督の妄想の世界に引き込まれていた
家庭環境から性格に問題があって変わり者だった主人公が愛によって変わるストーリーは素晴らしいです。

恋人となったヒロインも恐らく何らかの問題を抱え居場所を探していたのではないかと思います。

最後を読ませない独特な作りが作品に盛り上がりどころを作っています。

彼女へココアとお菓子を買うシーンは幸せに溢れていてこちらまで幸せになります。
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