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バッファロー’66のmasaccoのネタバレレビュー・内容・結末

バッファロー’66(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

両親から恫喝され、無視され、「産まなきゃよかった」と言われて育った青年が、それでも両親に愛されたいと、自慢の息子を演じるために拉致した少女とともに帰郷するも、両親からは愛されず、図らずも少女からは愛され、その愛に少しづつ心を開き、生きる希望を取り戻す話。
パッチワークのようなカット割りが独特。
食卓の客観的ショットも、位置関係よく分からないし、っていうか万華鏡のようにくるくる変わって、ほんと変。
ビリーは自分勝手だし、高圧的だし、暴力的だけど、「俺に触るな」とか「(裸を)絶対に見るな」とか「(ハグはしないが)握手なら」とか、めっちゃ繊細。
斜めにピンとした姿勢でベッドに横たわるの笑った。
妄想の銃撃、自殺のシーンも、YESのHEART OF SUNSHINE もポップでパンクでカッコよかった!
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