Yう

バッファロー’66のYうのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.3
くすんだ青がかわいい。

誘拐した少女に「俺の恋女房役をやれ。上手くいったら親友になってやる」
ビリーにとってのうれしいことってだれかの親友になることなんだなってきがして、切ない。

ネグレクトを受けた子が親に認められたくて会いに行くこと、家の前で足がすくんで吐き気がすること、期待は裏切られること。なんだかとてもわかるなぁ。どうしてこんなに、自分の子どもを気にかけずにいられるのだろう。

ビリーは人目を気にして立ちション出来ないし実は周りに友人いるしイケメンだしピュアで優しい。そしてたぶん根はお調子者。

頭おかしい奴に見えたけどだんだんビリーだけが普通に思えてくる。常識なんて周辺のやつらの平均にすぎない。天使が一人いればいい。
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