Yうさんの映画レビュー・感想・評価

Yう

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セッション(2014年製作の映画)

3.9

前職上司思い出したァ、、己の美学に基づいて指導しているだけで、先生に悪意はない、だから元教え子の死に人前で涙を流せたりする。ある意味、ウェットで実力主義な人だからこそ、ニーマンにも機会が与えられたわけ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

イマジナリーフレンドがヒトラーというのがおもしろい。子どもの目を通して見るヒトラーはたしかにカリスマ性がある。
ポップな色使いと目がくりくりでかわいい子どもたち。ジョジョの世界に、戦争っぽさなんてちっ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.8

久しぶりに映画館で映画を観た。「花束みたいな恋をした」が崩壊の話なら、こちらは逃れられない赤い糸と運命を受け止めて再生する、がテーマと感じた。「死ぬとわかっていてもこの道を選ぶ」、ジブリの「君たちはど>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

今更初めて観たんだけどおっっっっもしろすぎた。ブッチとファビアンが特に好き。ファビアン可愛いすぎる。ブッチがめっちゃ大仕事して帰ってきて今すぐに走り出さないといけないというタイミングで「うえーん、あな>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

最初が冗長だけど面白かった、爽快だった。続編観たい。

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

久しぶりのA24。
テーマとタイトルだけよかった。なんでアマプラには吹き替えしかないんだか。それも微妙な翻訳。。
のどかな風景と日常的な会話。庭から見える炎と煙を噴き出す煙突、灰、遺骨、歯。銃声、航空
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犬人間(2022年製作の映画)

3.6

一対一の人間関係が苦手。が伏線なのかな...なのですべてを犬にしちゃえと。前半テンポ悪かったけど面白かった。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

偏見がないどころか「このチョコレートは健常者しか食べれませーん」と冗談を言うドリスにフィリップは救われ充足感を得ただろうなと思った。どんな個性も損害も悪習慣も笑ってくれる人がいれば、許してくれる人がい>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

国際詐欺をはたらいた大元の理由が、16歳の家出で資金がなくなったことと、お金を取り戻せば家族を元に戻せるという幻想に基づいてるのが、子どもっぽさとアメリカっぽさが出ててよかったし、あっさりと再婚してし>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.2

うわあああああ面白かった。私はバービーで人形遊びする子どもだったので、冒頭は子どもの頃バービー人形で遊んだ世界観そのまますぎて「これ絶対監督女性じゃん!!少女の想像力って普遍的なんだ!!」って面白かっ>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

2人で生きるなんてことはなくて
1人と1人がただそばで生きる
なんだろうなぁと思う
病めるときも健やかなるときも

なんで一緒にいてくれるの?の話の前で
カナオが「人の心の内はわからない」と言っている
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

2.5

恐怖感というより、痛そうすぎて嫌悪感が勝つ。

あんのこと(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

涙が止まらない映画だった、過酷な環境で生きて、どれだけの苦しみと孤独を背負ったか。
色んな奇跡が重なっただけで、私もこうなっててもおかしくなかったなと思う。

「シャブうって金稼いでこい、お金いれろ」
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.7

衛生的な抵抗感は拭えないが、これ観たあとに路上で死んでカラスにつつかれてるねずみを見て、心からの悲しみを覚えるくらいには、ねずみのことが好きになった

魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

3.5

幸せに暮らしましたとさ、へのアンチテーゼ。某芸能人が「ディズニーは子どもには見せない。待ってれば王子様が来るなんて思ってほしくないから」と言っていたが、そういった時代の価値観の変化を受けて作られたんだ>>続きを読む

ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)

3.0

ラヴェルもボレロも俳優陣も好きだけど、演出と脚本が好みに合わなかった。フランス映画、ニガテかも。
ラヴェルの奇抜な作風にこの映画の実験的な作りは合ってる気もするけど、だったらもっと神経質なこだわりとか
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アイス・エイジ(2002年製作の映画)

3.6

当時リアルタイムで映画館で観たのがなつかしい。
笑いあり涙ありでした。スクラットとディエゴが好きなんだけど大人になるとマニーが刺さる。
マニーの家族愛さすがゾウだなーって思って調べたら、マンモスはゾウ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

2日連続で、職業にしてる身体能力を失い新しい生き方を選ぶという映画を選んでしまった...
哲学的で面白かった
キャストも好きな俳優しかいない、超豪華(ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.6

ゴキブリのタトゥーがきになるけど...

元の生活に戻るをゴールにするのではなく、2人で新しい生活を作っていくしかなかったと思う、でもそれにはお互い理解や踏み込みや話し合いが、そもそもの生活力が足りな
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.0

冒頭は5.0だなーと思って観るくらいキャストと設定、舞台(映像美)は好きだったんだけど、恋愛沙汰で質が落ちていった... 。気色わるい。。
死が決まっているとなるとリビドーに突き動かされて恋愛、性愛、
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

4.2

ナイト·シャラマン氏の娘の映画。
ワァァァ、大好きなダークファンタジーのシャラマンを継承している〜〜ヴィレッジ好きな自分には突き刺さった。シャラマンじゃないが、パンズ・ラビリンスとかシェイプ・オブ・ウ
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.5

気の強いラプンツェルと尻に敷かれる色男ユージーンは女性人気そりゃ出るだろうなぁというカップリング。
親からの解放、新しい自分、自分が生きる場所の発見。
全部が上手くいきすぎて白けるし結局は血統主義なん
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.8

アイスランドの厳しい自然にカタルシス。
ルーカスは海路を選んでいたら敬虔な宣教師のままでいられただろうか?命を脅かすトラウマは人格に影響を及ぼす。キリスト教の背景知識がなくどういう位置づけでつくられた
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.7

蘭姉ちゃんナイス!!
登場人物全員カッコよかったーー
キットはやっぱり魅力たっぷりだ〜
平次、最後がんばった!
最近のコナンはラブ多めで推理してないけど笑
過去作も観ようっと!

追記
aikoと蘭姉
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.3

カナシミはなぜいるのか
ヨロコビでいっぱいの人生ならいいのに

ヨロコビの前段階にカナシミがある
カナシミがあるから人と人は繋がれる
カナシミがないとストレスをため感情は壊れ人格は崩壊してしまう

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

癇癪は心が訴えてるということ
文化の違い、種族の違い、理想と実存

理想の自分(周囲の期待に応える、自我芽生える以前から続くアイデンティティ)と深層心理に根ざした自分

サンクコストを手放し痛みを引き
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

人間と動物は切り離せるものではなく人間の中に動物はある、
人間性と動物性が調和した姿が一番人間らしく、sexよりも愛の営みらしいと感じた、ベラのへんてこダンスに合わせて踊るダンカンがそれ、ダンカンがヒ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

くすんだ青がかわいい。

誘拐した少女に「俺の恋女房役をやれ。上手くいったら親友になってやる」
ビリーにとってのうれしいことってだれかの親友になることなんだなってきがして、切ない。

ネグレクトを受け
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クリスマスとよばれた男の子(2021年製作の映画)

4.2

ニコラスのピュアさ、エルフの聡明さに打たれる
何かを見るには信じることだ
「お金持ちより善人がいい」
かなしみは愛の対価
痛みは消えない、痛みと生きること

大人はすぐにまちがえる
パパもディメルザも
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

「ツレがうつになった理由じゃなくて、意味はなにか」
鬱になったツレではなく妻が強く成長していく話。
ツレはどんどん弱くなる。「遠くにいるような気して、ときどき嫌になる。ぼくがいなくても誰も困らない。ぼ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

音楽かっけーー。ネオンの中の殺し、ビジュがよすぎる。キアヌ素敵。でも共感出来ないこと多すぎて。モヤモヤが残る。