橙木ちゃんでライトくん

バッファロー’66の橙木ちゃんでライトくんのネタバレレビュー・内容・結末

バッファロー’66(1998年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

最後の最後に「お、いいじゃん!」となる映画。

終始特に面白くもなく、あまり登場人物に共感もできない。というか基本的にはっきりクソ野郎ばっかりな気がする。主人公の喋りも鬱陶しいし(これは吹き替えが悪いのかもしれないけど)、ヒロインがどうして逃げ出さないのかもよくわからないし、親父はセクハラだしババアはうるせぇ。

ヒロインの服装と太ももがエロい、という理由だけで見続けたと言っても過言ではない。ヒロインのエロさだけで言うと満点をあげてもいい。

モーテルに行くあたりから、このエロいヒロインに全く反応しない主人公にちょっと興味が出てくる。でも、その時には既に話の終盤なんだよなぁ。ラストは今まで鬱陶しかった主人公の話し方もとても気持ちよく思える、バカだけど好感が持てる感じに一気に思えるだけに、それまでの長く気持ちの乗せ場の無い退屈な時間に、どうやって耐えるかが問題。