このレビューはネタバレを含みます
「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」っていうラノベみたいな日本版キャッチコピーだが、イキリオタクがなぜか顔も性格も良くてめちゃくちゃホットなレイラに好かれるっていう内容までめっちゃラノベな作品。
きっとレイラにはビリーの優しさにいち早く気づくきっかけとなるような、過去のトラウマや家庭環境の問題等あるのだろうね。そうじゃなきゃこんな都合のいい話があってなるものか…ぐぬぬ…
カメラアングルやら技法やらいろいろ粋な部分も多いのだけれど、レイラとグーン以外の主要人物が全員クズ過ぎて終盤までストレスがパない。
クリスティーナ・リッチがこんだけ魅力的じゃなかったら正直観てるのが辛かったと思う
ラストのビリーは正に初めて彼女が出来た童貞丸出しのウキウキ坊主で、それを見てたら上記ストレスを全て許してあげたくなっちゃったし結局のところ満足。
でもビリーが5分で戻らず絶望したレイラが死んでるとか、レイラが実は美人局で…みたいなのを少し期待してた自分はきっと性格が悪いんだろうと再確認してしまった