Takhio

バッファロー’66のTakhioのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
3.7
途中、いや映画の3/4までは突っ込みどころ満載だなおいおいと思ったけどラストがとても好きな終わり方だった。ハートウォーミング。最高。ほっこりした。身体がポカポカしている。お風呂あがりみたい。愛の持つ力偉大って感じ。愛は人を変える。

ただ一歩間違うとこの映画は「モテない男でも強引に振る舞えば女の子オトせるぜ映画」と捉えられるんじゃないかと思った。実際にそう思ってしまった。それはそれで世のダメンズ達に勇気を与える作品になるだろう。

きっとヒロインも、主人公と同じような人生をこれまで歩んでいたんじゃないかと思う。自分が孤独だったからこそ孤独の辛さが痛いほどわかるのではないかなぁと。そうでなきゃ口塞がれて誘拐されてんのに、主人公が立ちションするっていう最大のチャンスの時に逃げないわけないでしょ....

女の子が落ちる時って分かんないなぁと改めて感じる作品でした。勉強になります。

huluで大体の映画を観ているのでクレジットまで観ることってまずないんだけど、最後の音楽がとてもかっこよくて聴き入ってしまった。最高。車で夜の帰り道にかけたい。


ヒロインの体型がちょっと無理な体型だった。黒い軽自動車乗ってミラーにディズニーのちっさいぬいぐるみジャラジャラつけて田舎走ってそうな体型(偏見でごめんなさい)。

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「ココアを買うのにキスはいらない」
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