パリ陥落前後の混乱するフランス国内を背景にしたロマンチックコメディ。
冤罪から逃げる主人公と、男を魅了することで世の中を渡ってきた人気女優と、ドイツの手に落ちる前に国外脱出しようとする原子力開発チームがそれぞれの目的に突き進む。
やることなすことがすべて適当な女優をイザベルアジャーニが演じてる。
見ててイラつくしストレスマックスなんだけど要するに魅力的。役者さんはすげーよね。
史実と照合する楽しみはさほど多くないんだけど、ナチスドイツお得意の電撃戦で混乱するフランスが見られる。敵対しているわけではないペタンとドゴールの関係なんかもよくつかめる。
Continental Films関連にも触れるのかと思いきやそこはノータッチだった。
ラストの美しさは鳥肌もの。（ヒロインは詩を覚えていた＋新しい恋愛成就）
かなりのハイテンポで体感時間があっという間だった。
面白かった！
