からあげレモン

千年女優のからあげレモンのネタバレレビュー・内容・結末

千年女優(2001年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

リバイバルで鑑賞

ひたすら千代子がかわいい。最後の一言「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの。」で見てよかったと感じた。このセリフのための映画。
いろんな時代の場面の衣装に身を包んだ千代子が走るカット達と平沢進の曲は本当に美しい。2002年の作品を映画館でどっぷり楽しめて本当によかった。ありがとうございました。
映画なのか現実なのか入り乱れてしまう部分が少し難しかったが、さまざまな千代子見られて満足です!どの世代の声優の方も素敵でした。

肝心の鍵の君は顔もわからないし居場所も生きているかもわからないミステリアスすぎる人物。これに絵描きってもうハマったら抜けられない要素。そして声がいい。月に関するセリフも素敵。初恋パワーも相まって何年も追いかけた上に老いた姿を映画で見られたくないから引退。千代子は本当に乙女で、だから大女優とまで言われるほどになったのかな。