今敏監督の「パプリカ」「東京ゴッドファーザーズ」「妄想代理人」が大好きなのに千年女優は観る機会がなくて、今回リバイバル上映をされていた映画館へ急いで足を運びました。
(どうでもいいが追記すると「パーフェクト・ブルー」はチキってまだ観れていない)
次々場面が変わるドラマや映画の舞台で、一貫した目的のためにいきいきと行動する千代子と、そんな千代子をサポートする立花・井田の主に3人で進んでいく物語。
観ている側も、鍵の君にあと一歩届かない展開に「あともうちょっとだったのに！惜しい！」と何度も思ったくらい、一緒に追いかけているような気分になれました。
ストーリーもテンポも演出もほんとうに面白かった。エンディングで平沢進のロタティオンが流れた時に、感極まって涙が出ました。
思い出に残る物語をたくさん作ってくださって本当にありがとうございます。
