お名前は聞いたことがあっても判事ということ以外どんな方なのか勉強不足で存じ上げていなかったが、ブックスマートのモリーが作中、彼女が目標だと言って勉学に励んでいたので、このドキュメンタリーが配信された機会に視聴。
1950年代、国の基盤となる思想が混乱で崩れかけている時に、市民の様々な自由と平等を守らないといけないという使命を掲げ、社会に貢献しようと考えた思慮深いギンズバーグ氏。冒頭でいきなりダンベルを持ち上げたりプランクをしたりと筋トレに励む80代の氏が登場した時点でワクワクが止まらなかった笑
当時、性差だけで賃金や社会保障、教育の機会を奪われてきた人々(もちろん女性だけでなく男性も)の小さな声に耳を傾け、問題提起を続けた氏はかなり小柄で内気だが、法廷で体の大きな男性たちに囲まれていても圧倒的な存在感を感じた。胸の内は常に闘いの炎を絶えず燃やし続けていたのだろう。
夫のマーティン氏の人柄も見れてとても良かった！このドキュメンタリーは本当に素晴らしいので、世界中の人に見てほしい。
