このレビューはネタバレを含みます
よく知りもしない、なのに運命だと信じて鍵の君を追いかけ続けた、千代子さんのドラマティック人生。その盲目的な愛は純粋を通り越して、もはや狂気。観てる側は置いてきぼり。千代子さん待って。恋に恋し過ぎ。ちょっ…止まれー!!
って思ってたらラストに「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの」と衝撃発言。
この女…恋に恋してたんじゃない。
「運命の人を追いかける私」を演じ続けて、そんな設定を、そんな自分を、虚構を楽しんでたんだ!そしてそんな本音を引き出してくれたのは、あの鍵。鍵の中身を当てるって鍵の君との約束をついに果たせたのね千世子さん…。前代未聞の衝撃発言最高です。