横浜には6年間住みました。
社会人になり、酸いも甘いも経験したあの頃が懐かしく思い出されました。
メロドラマな今作。
ジブリ過去作と比較すると『海がきこえる』『耳をすませば』のような現実路線で動くドラマ、すなわちノンファンタジー。
それで感情を揺さぶるのには、正直パワー不足のように感じられました。
スタートからラストまで、起伏も少なく退屈なストーリー。もっと2人の恋のドキドキ感や、先の展開が気になる冒険だったり、描くべき要素がたくさんあったろうに。
ノスタルジーに着手するのであれば、既に『となりのトトロ』や『おもひでぽろぽろ』で描き切っており、新しさもなかった。