時代背景と環境と音楽が相まって、後半ずっと泣いていた
カルチェラタンの歴史のある建物に雑然とした雰囲気、文化があり皆それぞれに誇りを持って取り組んでいること、なんだかすっごく憧れるな…
“古いものを壊すことは過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか
人が生きて死んでいった記憶をないがしろにするということじゃないのか
新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか”
他のジブリ作品のように大きな動きはないんだけど、小さくて繊細な表情の変化で心情が分かるのがすごく良い。
親友を二人も亡くし、月日が経って、その親友の娘と息子に会えた小野寺さんの気持ち、あの涙。
改めて観ると、悲しいけど美しい物語で、すごく好きな作品だと思った。