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仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
仮面ライダー電王、スピンオフの映画がかなり多い。

これも本筋のTVシリーズと劇場版が終わった後、さらに次のライダーが始まってもなお続く劇場版スピンオフ“三部作”、の3作目。

この頃になると野上良太郎は、佐藤健ではない。小さい少年や別人になっている設定。
電王は電ライナーで時空を越えたり、パラレルワールド化したりするので、ストーリーの設定上、それが成り立つ。

演じる俳優が変わりました、にならないのが、この電王の為せる技。佐藤健が観れないのは残念だが。

この“三部作”は、他のライダーのサブストーリーに彼ら電王イマジンチームが関与していく筋書き。
それも自然に可能なのが電王と電ライナー。

今回は仮面ライダーディケイドに出てくる“ディエンド”のサブストーリー。
彼は時空を行き来し、他の世界で宝探しをする自由を得るために電王シリーズ特有の“イマジン”と契約し、電ライナーを奪いにきた。

その“ディエンド”が奪った電ライナーで向かった先、それが、“ディエンド”の、彼自身の過去のわだかまりがある世界。

過去の彼が盗んだモノ、、、昔、自分が盗んだモノを過去の自分からもう一度盗む。
なぜ、そんなことをしようとしているのか。

このエピソードでは、電ライナーと同じく時空を行き来できる“時間警察”なる組織も現れる。
その組織からの追手のイケメンライダーとディエンドに纏わる過去の盗み。

“人工イマジン”設定が少し無茶苦茶ではあるが、電王の特性自体が無茶苦茶なのでそこを深く考えるのは野暮。

「“お宝”とは、かけがえのないモノさ」
「“お宝”は、決して失われてはならない」

11月22日は“良い夫婦”の日。その“お宝”と、その真意が描かれる。

今回も電王イマジンチーム、テンションMAX、最初からクライマックス。
時空を行き来できる電王シリーズ、もはや、可能性は無限。

ディエンド、ディケイドシリーズのサブライダー。
ディケイドは他の平成ライダーの世界を行き来して他のライダーから力を得るライダー。
なので、ディエンドはその他のライダーシリーズのサブライダーの力、、、この設定、“彼ら”が観れるからなかなか好き。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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