LEE

アメリカン忍者のLEEのレビュー・感想・評価

アメリカン忍者(1985年製作の映画)
3.6
ショーコスギと決別した後キャノンフィルムズが放った一本
まさにポップコーンムービーだった


冤罪を着せられた主人公がニンジャとして覚醒して、真の悪を倒すため奮闘するというお話
主人公が自らをニンジャと認識するのがクライマックスというのもあって、ショーコスギの時の作品に比べるとニンジャ感は薄い
なんというかニンジャの行動原理であったり忍具であったりといったところはショーコスギの時に比べると造詣が浅いようには感じた(台湾のニンジャ映画よりは全然真面目だけど笑
でも敵のニンジャ軍団のボスとして山下タダシが登場して堂々たるアクションを見せてくれるのは嬉しい!
ザ・カラテの時の「オッチャーン」とカタコトの日本語を喋ってた彼とは大違いの殺気を出してました


主人公が覚醒するのが遅いのもあって、映画としては割とキャノンフィルムズお得意のコマンドもののような銃撃戦や爆発を交えた大味なアクションが思っていたより多かった
これはこれで楽しかったけど、もっとミニマムでいいからニンジャアクションは見たかった
マイケルダディコフは飛び抜けた部分はないけど結構アクションを頑張っていて、特に山下タダシとの対決シーンは良かった


ショーコスギのニンジャシリーズとはまた毛色が違ったけど、これはこれで楽しめた一本
因みに5まであるらしい…見てみたい
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