精神病院の悪行を告発した一人の患者の実話に基づく話。
ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー共演。
戦争の後遺症、PTSDで銃発砲事件を起こしてしまった帰還兵。
取り調べで理由を頑なに話さないため精神病院に送られてしまう…。
ここでなんでなんだよエメット…って言いたくなるが話はそれだけじゃなかった。
病院にいる年月が長くなるにつれ、やはり家族ともだんだん心が離れてしまうものなのか。
でもあんなに手紙書いてたよな…なんて思ったら。
病院の悪行、劣悪な環境、エメット自身も何とか不当な入院から脱出したいだろうに、彼は他の患者のことを考えるのだな。
そこまでできる?だいたいまずは自分のことを先に解決したいと思うんだけど。それを押してまで行動に出たのは、もちろん他人のためでもあるけれど、あの悪行を目の当たりにして許せなかったんだろう。正義感が強いってことなんだろうな。
それにしてもこの頃ほんとツルッツルのイケメン、美しいゲイリーさんがどんどんボロボロになっていくのがつらい。
結果良かったとしても、そもそもこんなことが許されちゃダメなんだ。
日本版はVHSしか出てないみたい?だけど見られる人はぜひ。