ぬまち

狼獣(けだもの)たちの熱い日のぬまちのレビュー・感想・評価

5.0
最高に狂った映画でヤバい。冒頭、強盗団と警官隊による街中での銃撃戦から幕を開ける。現金輸送車の扉をロケランでぶち破ったり、小学生ぐらいの子どもが巻き添えを食らって撃たれたりと、冒頭5分間だけでこの映画が普通ではないことが分かる。

警官隊から逃げおおせたリー・マーヴィンがとある田舎の農場に迷い込むのだが、ここの住人たちが皆色情狂やらアル中やらサイコパスやらで、誰ひとりマトモな人間がいない。

マイケル・マン風のドライなクライムアクションのように始まった映画は、まさかの変態博覧会へと突入し、予想だにしない結末を迎える。フランシス・レイの超カッコいい音楽も良いスパイスだ。

異常な映画が見たいそこのあなたにオススメです。
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