狼獣(けだもの)たちの熱い日の作品情報・感想・評価

「狼獣(けだもの)たちの熱い日」に投稿された感想・評価

リー・マーヴィン大好き人間なので観た。ロケットランチャーをぶっ放したり平気で子供も殺す序盤の銀行強盗シーンが素晴らしい。キチガイ家族達もなかなか曲者揃いだった。正直期待し過ぎた感はあったがリー・マーヴィンの引き際がカッコ良すぎるのでまあ良し。
グランギニョル・ノワール!前編に渡るノイズ音!と思ってたら小生がゲトったvhsが、あちこちガタが来てるみたいで再生されるとノイズが鳴る仕組み。クリーニングカセットかけてもダメでした。

こまけぇこたぁ
    いいんだよ!!
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| ̄二つ /⌒⌒\
| 二⊃/(●)(●)\
/  ノ/ ⌒(_人_)⌒ \
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ワイルドバレットで逃亡した先がペドファイルの夫婦だったフッテージって本作へのオマージュかな?
あとやっぱり農園でブラックエースを思い出す!
オスカルの演技は終始大袈裟。リー・マーヴィンが自然体なので尚更。
イワシ

イワシの感想・評価

4.5
リー・マーヴィンが好きなので加点してる部分もあるが、それでも超絶大傑作!逃走中の強盗犯リー・マーヴィンが逃げ込んだ先は色気狂いの変態一家だった!冒頭から子供が死ぬ血みどろの銃撃戦で『殺人者たち』の如き黒スーツのマーヴィンを追う警察ヘリ以上に彼を翻弄する農家の面々の狂いっぷり!『ブリキの太鼓』のダーウィット・ベネントが凄えクソガキ。

フランスの麦畑をざわめかせながらマーヴィンを追跡する警察ヘリが何だか異様な存在感を放ってるんだけど、実はそんなのは序の口で、ピンクと白のキャデラック、蛆虫の出る自販機、不気味なドラゴンのオブジェ、変態グッズコレクション等がなんの変哲も無い農場を、ゴダールが『ウィークエンド』でやった以上に異様な世界に歪める。まさにノワールの世界。これ、原作小説は絶対セリ・ノワール叢書から出てるでしょ。

現金輸送車のドアをロケットランチャーでぶっ飛ばすリー・マーヴィンが見れただけでも1点満点中1兆点ですよ、この映画は。ヘタしたら、金燃えちゃうだろ!
のうこ

のうこの感想・評価

5.0
ぶっ飛び映画。あの少年がダーヴィッドベネントだと気づいていたらもっと笑えたかも。

このレビューはネタバレを含みます

 これぞ我が犯罪映画部門オールタイム・ベストの大傑作。『狼たちは天使の匂い』は男たちの「遊び」を通しての哀愁を描いた傑作だったが、人間の醜悪さと哀愁を描いた挽歌のような本作の方が、私の心に響いた(好みの問題ではあるが)。
 リー・マーヴィン扮する通称極悪非道の強盗・コップが大金を盗み、逃げ込んだのは、かつて大型艦隊の船長であった男が開拓した農地である。だが、田舎の農家は、実は欲望にまみれた狼獣たちの住む家だった(舞台はフランスではあるが、どことなくアメリカのいわゆる「南部ゴシックもの」を彷彿とさせる)。
 色情狂の義姉、老人ホームに捨てられるのをビクビクする老婆の召使い、淋病を患う抜け目ない義兄、金には目がない雇い人の黒人、豚のように欲情する野卑な夫と彼に虐げられた美人妻。彼女は地主の一人娘であり、所構わず自分を犯す下品な夫を恨み続けている。
 そして、彼女の息子はアウトロー気取りのかなりませた少年。演じるのは『ブリキの太鼓』でオスカル役であったダーフィト・ベンネント。コップの隠した大金を見つけ、娼館で豪遊するという子供ながらに油断できない奴である。
 そんな人間たちにヘリコプターでコップを追う刑事たち、裏の畑でヌードになるスウェーデン人の娘たちが巧妙に絡んできて、非常に恐ろしい結末を迎える。
 欲と憎悪と絶望と勘違いで死にゆく者たち。大金の移動、殺人に次ぐ殺人で二転三転するシナリオ。最後に得をするのは誰かも注目したいが、これらを複雑なシナリオを巧みなカメラワークと演出によって破綻なく分かりやすく描ききったところに作品としての真価があると思う。
 『北国の帝王』のかっこいいマーヴィンとは少し違う、血も涙もない「完全なるアウトロー」としての彼の演技も良い。
 たしかに、アクションにしては狭い範囲内で完結する話であるかもしれない。けれども、ドラマにこれほど実りがあるのは、展開のテンポであるし、キャラクターの個性だと思っている。
ペジオ

ペジオの感想・評価

3.8
リー・マーヴィン演じる銀行強盗が逃げ込んだのは、人里離れたとある一軒家
そこには欲望にまみれた人々がいて……

家を訪ねる男に手当たり次第に色目を使う(というかケダモノのように全身でさかる)色キチガイな妻が印象に残っている
犠牲になっていた家の使用人の女の子と強盗犯の関係やそこから繋がる「俺のせいにしろ」的な展開が面白かった

正直うろ覚えなのでまた観たい