はるちゃん

ダーティ・セブンのはるちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ダーティ・セブン(1972年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

7人描くには3時間27分必要なのだな。

でも、そもそも主人公の個人的な目的を果たすための捨て駒部隊の面々なので、これで十分なのでは。

ホラ吹き大将エライさんだって、自らペンブロークを援けようとするタイプじゃなければ描く必要ないし。

ただ1点だけ疑問だったのが、崖の上のエライと南軍軍曹の会話。ペンブロークの息子の顛末は、みんなにも聞こえちゃったということでいいのかな?

道中あれだけペンブロークに反抗的だったメンバーだし、聞こえていたら「騙したな!」となって絶対一悶着ありそうな展開だったけど、そうはならなかったから。ちょっとこの場面だけ謎、たいした謎じゃないんだけど。。。

絞首刑を免れたものの銃殺されたという息子の運命と、捨て駒部隊がまるで同じ運命を辿ってるのが怖い。ペンブロークは復讐の鬼だね。

ワードもどうかしてるけど(とんでもないマッチの擦り方だよ!笑)、やっぱ途中の農家が一番怖い。

「初めて人を殺した」
「私はこれで最後だ」

ラストがすごく好き。これで良かったんだよ。