「オリジナルの方が断然いいよ」とみんなから聞いてたけど
日本版は、ビンゴ世代ゆえのエモさがあったな。
大根節&音楽と川村元気マジックによって。
さて、オリジナル版(at home)
さすがに演出・シーン転換がキレッキレ!
そして少女の演技がキレッキレ!
ご都合主義で「お涙ちょうだい」な脚本を
映画として面白く調理する技術。さすが韓国!
そして、日本版と違って少女時代の舞台は80年代。
「82年生まれ、キム・ジヨン」を読んで
「はちどり」を観た(監督の話を聞いて)ので
少女達の想いは脈々と受け継がれて着実に、
韓国は変わろうとしているなという事が改めて分かりました。
5年後10年後、とんでもなく差が開いているでしょうね
※後で調べたら、あの時代の韓国は
そんな気楽な時代ではなく、もっとハードでカオスだったらしい。
社会物も得意な韓国映画なんだから、そこはちゃんとリアルに描いてほしかった…
日本版「SUNNY」のあのパワフルだった(社会経済の中心だった)「コギャル」達の勢いが今、日本で全く感じられないのは
あの世代こそが、ロストジェネレーションだから。
それこそ、大きな犠牲を伴うような「何か」がないと
日本はもうダメなんだろうな