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ボンバー・ライダーズのmhのレビュー・感想・評価

ボンバー・ライダーズ(1991年製作の映画)
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バイク乗り×戦争映画。
銀輪部隊から派生してのバイク部隊ではなく、騎兵隊を近代化してバイク部隊という設定。(もちろんフィクション。そもそもアメリカ軍に銀輪部隊なんてなさそう)
馬には乗れるけど、バイクは初心者の連中なので、地元の不良バイク乗りが指導教官として大抜擢。バイカーのたまり場。酒を絡めた独創的な訓練。女の子とのタンデムなどあって、WW2ペーパークリップ作戦(アルソス作戦)のためスペインに渡る。
同じ枢軸国だけど、ナチスドイツとは距離を置くようになったスペインという背景で、ドイツ軍人とアメリカ軍人が酒場で出会って丁々発止するという状況を成立させてる。
登場人物の葛藤もなければ、物語進行上のストレッサーもない展開なので、どんどん解決して、どんどん進んでいく。あれよあれよの間にハッピーエンドを迎えてしまった。
クライマックスにはいくつか独創的なアクションがある。
飛行機VSバイクは「アイアン・イーグル(1985)」でしかみたことないものだったし、ウィリー走行するとバイクの底部に装甲板が貼ってあったり、バイクから飛行機に飛び乗ったりとスタントが楽しい。
なるほど、これはスタントマンの映画か。
酷評したくなる気持ちはわかるけど、バイク部隊というオリジナリティはもっと評価されてもいいと思ったけどね。
面白かった!
mh

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