おーもり

チャーリーとチョコレート工場のおーもりのレビュー・感想・評価

3.5
ジョニー・デップはチャーリーじゃ無かったのか~。
という第一声するくらい、今更の初見でした。
こんな話だったんか〜〜と予想の斜め上いく、いやでもディムバートン作品なんだから当然。という狭間で楽しんだ。面白かった。

世間から疎まれ、フリークスと呼ばれたり、理不尽な扱いや、不遇な境遇の者たち。両親との確執、愛を受けてこなかったと感じ育ってしまった大人。
それに対して、金持ちのいけ好かない権力者と、甘やかされて親と同じかそれ以上に悪い大人になりえるガキンチョ。
金持ちのボンボン達、お前らが見下してる俺達と同じ土俵に降りてこいやという宴。
ティム・バートンはノケモノ達のチカラを信じているのだろう。

子供が観てちょっとトラウマになりそうな加減が、ちょうどよい教訓映画になりそうだ。