映画猫

チャーリーとチョコレート工場の映画猫のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

夢いっぱいのファンタジー映画に見えて、その実不穏な空気で進むのでウォンカがなんの目的でいるのか気になっていましたが最後まで見て失望しました。
ウォンカ父が自分の都合で子どもの好きなもの(後に成功を収める才能でもある)を潰そうとしたり、競合他社から送り込まれるスパイによって人間不信になったのに、それに対する回答が家族の愛情に包まれて育ったチャーリーからの「じゃあ、ウォンカ父と仲直りすればいいじゃん。だって家族は素晴らしいからね!」でしかないのがなんとも気持ち悪かった。いくらなんでも乱暴すぎるでしょ。
これ作った人は、とにかく子供が生意気にならないよう教訓めいた話で脅かして、最後には無条件で家族は最高!って言っときゃいいと思ってるんだろうか。
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