北アイルランド紛争のことは、今年公開された人気作品、ケネス・ブラナー『ベルファスト』を観て知らなかった方も知識として増えた方はいるだろう。
私はジャック・オコンネル版『ベルファスト71』(2014)の方が断然好きだけど💫
幾つもの関連作品がある中で、こちらは20年前の制作。
【血の日曜日事件】が題材。
1972年1月30日、北アイルランドのロンドンデリーで、デモ行進中の市民27名がイギリス陸軍落下傘連隊に銃撃された事件。
ポール・グリーングラス監督が得意の手持ちカメラで、正にドキュメンタリーかと思うほどに臨場感が半端ない内容に仕上げている。
役者たちはリアリティが凄くて、演じているというより、正に渦中の人々だった。
ただ、IRAを知っていることは当然とされているから、下調べや情報が入ってない限り、突然これだけを観ても何がどうなっているのか、関係性が解らない方がいるのでは?と思えてしまったかも。
私はどうしても手持ちカメラのブレで目眩がしてしまう😵💫
なので気分の悪い内容なので尚更ちょっと...
エンドクレジットでU2の『Sunday Bloody Sunday』のLive Versionが流れる♬それはとても沁みました🥲