みゅうちょび

バイオレンス・レイクのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)
3.6
マイケル・ファスベンダーとケリー・ライリーが迫真の演技。この手の不条理な暴力劇は最近良く作られてるけど、かなりの完成度じゃないかと思う。Gyaoで無料配信を教えてくれたヨネさん、感謝です。
冒頭から被害者が被害者となるべき行動・心理や、加害者の暴力がエスカレートしていく心理にも説得力があり、リアル過ぎて遊びがないと言ってもいいくらい心底怖かったです。何かが起こるタイミングも絶妙で飽きさせないのも凄い。人物設定がさりげなくしっかりされているし、俳優の演技が素晴らしく心理描写も上手いせいか、あのラスト…不思議なんだな〜。あんな終わり方( ̄◇ ̄;)にすら、わたしは、なんというかある種のカタルシスのような物すら感じてしまいました。
確かに胸くそ悪い映画なんだけど、観る価値ありです。因みにDVDジャケットのようなシーンはありません。
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