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宇宙大戦争 サンタvs.火星人
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『宇宙大戦争 サンタvs.火星人』に投稿された感想・評価

2.4
・ジャンル
クリスマス/SF/B級コメディ

・あらすじ
地球ではクリスマスが迫る12月初頭
火星人のリーダーであるキーマーは自身の子である兄妹、ボーマーとギルマーの変化に頭を悩ませていた
食事も睡眠もまともに取らず笑顔も見せない
そして地球のテレビ番組に夢中であった
齢800歳の長老チョーチェムに相談するとクリスマスが原因だと答える
地球の子供達と異なり、火星の子供達は生まれると同時に機械に繋がれ情報を学び中身が大人となってしまう
彼らの様子は子供時代を持てぬ事への抵抗なのだ、と
かくしてキーマーは仲間達を引き連れ地球から情報提供者の兄妹とサンタクロースを火星へ連れ去る事となり…

・感想
アメリカではポンコツクリスマス映画としてそこそこ有名らしいSFコメディ作品
生気を失った子供達を元に戻すべく火星人がサンタを誘拐するという珍妙な内容となっている

クリスマスホラーを探してる中で存在を知ったので「マーズ・アタック!」や「ゴースト・オブ・マーズ」的な内容を陳腐にした感じか?と思っていたら全然違って苦笑
物語も芝居も映像もEテレ的な子供向けの物で時代を考えても全てが安っぽい
火星人は肌を緑に塗りたくり独特な衣装を着せただけ、ロボットはダンボール感が凄いしホッキョクグマは完全に着ぐるみ
登場人物の誰もがわざとらしい振る舞いしかせず、サンタが何でも笑い飛ばし場を和やかにさせる感じもかえって不気味
こんな感じで良い所など無さそうなのに妙な味わい深さがあってZ級映画好きにはたまらない物がある

またこれは個人的な推測だが本作はプロパガンダとして製作されたのでは?と
子供向けで緩い内容に対して明らかに見合わない敵国や軍に関する言及が為されている事や時代を考えるとそう思えてならなかった
当時は東西冷戦の真っ只中、宇宙開発を競うソ連より我が国アメリカは進んでいるし人道的で無意味な犠牲は生まない!
そう子供達にアピールしたかったのだろうか
だとすればもっと作り込むべきだっただろうが…w
他にもキーマーと敵対し子供達やサンタを狙う火星人のヴォルダーや笑顔を失ったキーマーの子供達、火星の情報教育等はソ連のステレオタイプを膨らませた物と考えられる

一応、火星人が緑色なのは悪役であるヴォルダーがMean Oneと呼ばれていた事からグリンチをイメージしたんだろう、とか
火星でのサンタの工房が機械化されボタンを押すだけのほぼ全自動となっていたのを否定する事で大量生産を揶揄したり等…
工夫も見られるけれど、そのどれもがしょうもない世界観の中ではどうでも良くなってくるのがZ級らしい

ポンコツ映画を楽しめる人ならまぁ面白がれるんじゃないかな…w
モッサい格闘とかもあるし…w
2.5
新年一発目の映画はこれ!サンタ!火星人!謎ロボット!シロクマ!火星シャーマン!B52!と80分間に映画に必要な全てが詰まった素晴らしい作品。

鑑賞は自己責任でお願いします!
南極の次は北極映画。毎日暑いとこういう寒そうな映画を体が求めているのだろうか?しかし、久々に観たが、やはり酷い。子供向けという点を加味しても頂けない。史上最低映画ランキング常連で、史上最低のクリスマス映画の栄冠に輝いた事もあるとか。

火星の子供達が地球のチャンネルばかり観ていて心配するパパ火星人とママ火星人。火星の大人が揃って火星仙人に相談に行くと、仙人曰く、火星の子供は生まれながらに機械で知識を叩きこまれるので子供らしい時期がない。子供らしい遊びをしないからストレスが溜まってああなっているのだ。子供にはサンタが必要だ(?)という良く分からない飛躍した高説を垂れた為、火星のおじさん達でサンタ誘拐の為地球来襲。
地球の高層ビル群を原始的とか言って馬鹿にしていたが、街中の至る所にいるサンドイッチマンのサンタを見つけて、どれが本物だ!?とか言うアホ揃い。仕方なく適当なアメリカのどこかに降り立ち、たまたま出会った幼い兄妹に光線銃をチラつかせ、本物のサンタ知らない?と聞く始末。本物のサンタは北極に一人しかいないと答える少年少女。こいつら残しといても通報されて俺たちの事がバレるから誘拐しようぜ!…かくしてついでのように子供達を誘拐した火星人一行。北極に降り立つと、丁度クリスマスの準備をしていたサンタさんも捕まえて意気揚々、火星に帰るが…というお話。

ちなみに自分達がバレるのを防ぐ為に子供を誘拐した筈なのだが、サンタ誘拐時に堂々と自分達の正体をバラした為に、全世界にサンタ火星人に誘拐さると報道されてしまう。じゃあなんだったんだよ子供の誘拐は。ちなみに子供達の誘拐も何故か即火星人による誘拐だとバレていた。内通者がいるのでは…?

前半のあらすじだけ書いても胸焼けするようなプロットだが、この後サンタさんの不思議なサンタマジックとおもちゃで火星と地球の子供達が仲良くなり、悪い火星人のおじさんが反乱を起こすのを、サンタさんが子供達と協力しておもちゃでやっつける…というような下らん話が続く。ただの空き箱でしかないレーダーボックスや、何の為に出てきたのか全く分からない役立たずの古典ルックなロボット、気ぐるみ感強めのシロクマなど、特撮の脱力感にも余念がない。

サンタ役のジョン・コールはいくつかの作品の端役として出ているが、本作が唯一の主演作品。恰幅が良く顔つきもどことなくサンタらしさはあるのだが、サンタの重要な特色である笑い声がなんか汚い。普通サンタさんといえばホーホーホーと笑う筈なのだが、火星人の子供とのファーストコンタクトの時は明らかにヘッヘッヘッと笑っている。それじゃ酒場のならず者だよ。

褒める所がお世辞にも絶無な映画ではあるが、テーマソングは嫌いではない。無駄に陽気でアホっぽい歌詞だが、不思議と耳に残る良いメロディなのだ。素人少年合唱団らしい子供達が歌っているので、微妙に音も外れているが、それもまた可愛らしい。