マッサージ屋2号店

君よ憤怒の河を渉れのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.0
街中で女に犯罪者だと告発された検事の杜丘(高倉健)。
緊急逮捕され、さらに別の男からも窃盗容疑を告発されてしまう。
何者かの罠だと感じた杜丘は逃亡するが、警部の矢村(原田芳雄)に執拗に追跡され・・・。

『男たちの大和/YAMATO」佐藤純彌監督作品。

リメイク作の『マンハント』を見たので、ついでにGYAO!で配信されていたオリジナル作も久しぶりに鑑賞しました。
リメイク作もブッ飛んでましたが、改めて見てオリジナルの今作もかなりブッ飛んでましたね(笑)

いきなりこんな謎の告発で逮捕されてしまうとか、めちゃくちゃ過ぎる。
逃亡劇の設定もかなりイカれてるし、さらに逃亡中に熊に襲われるシーンは笑ってしまった(笑)
モロ着ぐるみの熊に真剣に演技する高倉健と原田芳雄に役者魂を見た気がする。

そして昭和テイスト満載な作風にノー天気なBGM。
この気が抜けたような緊張感の無いBGMはどうなんだろう(笑)

これが中国で社会現象が起きるほどヒットしたという事実が信じられない(笑)