君よ憤怒の河を渉れの作品情報・感想・評価

「君よ憤怒の河を渉れ」に投稿された感想・評価

高倉健が亡くなった当時。
何かのニュースで言ってました。
高倉健は中国でも大人気と。
その番組で、中国の人の口々に上がってたのが
この「君よ、憤怒の河を渡れ」でした。
たまたま今日テレビを見てたらBS朝日でやっていたので、裏番組のオリンピックかブルースリーか悩んだ末、この映画観ました。
テレビでチャンネル悩むなんて久しぶりw

ハリソンフォード「逃亡者」のような筋立てで、
無実の高倉健が殺人の疑いをかけられ、逃亡しながら自らの潔白を証明していくという話なのですが、ツッコミ所が多くて、なかなか楽しかったです。


北海道の山中を逃亡してたら、突然、絹を裂くような女の悲鳴。
「助けてー!」
見ると、木のてっぺんに女がしがみついて、助けを呼んでいる。
その下には、なんと熊(着ぐるみ)ww
勇気あるわー監督w
こんなシチュエーション、マンガでしか見たことないw
全編こんな感じで楽しいですw
しかも、この女(中野良子)がイイとこのお嬢で、高倉健に窮地を救ってもらってからは、その権力と財力で逃亡者高倉を、見事すぎる手腕でフルバックアップ。
並のスパイじゃ、お嬢に歯が立たないでしょうホントw
高倉ピンチで東京に馬w
いったい、どれだけの情報収集力と力を持ってれば、あんな事できるんだろう?
妄想が膨らんで楽しいw

また緊迫した場面で繰り返し流れるBGMが秀逸というか斬新というか何というかで、クイズ番組のシンキングタイムに流れるような音楽w
攻めてるわー監督w
新しいものを生み出そうとする監督の生き様に涙。
中国で花開いてよかったですねー( ;∀;)

この異次元BGMと強烈な展開に、
とめどなく湧いてくるツッコミ願望w
イイ感じにテキトーな昭和の演出が心地よい映画でした。
よかったです(^^)/


なぜ、この映画が中国でウケたのか?
こちらのブログの方が考察なさってます。
https://ameblo.jp/carodiario2009/entry-11072789932.html
全部、興味深い事が書かれてますが、一部抜粋(勝手にスイマセンm(_ _)m
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身の覚えのない罪を着せられた主人公が、自ら身の潔白を証明していくストーリーが、文革後の名誉回復が進んでいた当時の中国人民に共感を呼んだ。
また、主人公が悪を懲らしめる勧善懲悪のストーリーも支持された。
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なるほどー


「憤怒」
「君よ、憤怒の河を渡れ」に「ふんど」ってルビが振ってました。
「ふんぬ」としか読んだことなかったので調べてみたら、こんなの見つけました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1420086619
何か、歴史が少し透けて見えるようで楽しいw
タイムスクープハンター新シリーズやってくれないかなぁ…
kamy

kamyの感想・評価

3.3
マンハントのリメイク元。マンハントのOPとかBGMがこっちのアレンジなんやね!
こっちのほうがおもろい!ストーリーもちゃんとしてるし、ワルモンかと思ったらええやつだったし何より高倉健かっこいい!BGMで緊迫感無くなるときちょくちょくあるけどww
ただあの最後はいただけない、そんなオチせこいわ!
くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
端的に言うと、昭和版『逃亡者』で、凄まじいテンションで見たかったのだが・・・何を狙ったのか?陳腐な挿入音楽が台無しにしてる感は否めない。
さらには、ツッコミどころ満載のチープな描写がもったいなく、そのあたりは時代として片付けるが・・・結局は俳優陣の頑張りだけで持たせてしまってる約150分かも。
しかし、この作品が中国では外国映画解放政策の先陣として、大ヒットしたのは興味深い。
そう、高倉健の貴重なボケにニンマリとし、ハードボイルドな原田芳雄にはニヤリで・・・何だかんだで、憎めない作品の余韻。
法一

法一の感想・評価

2.7
 どう考えても長すぎるし、ヒロインが中野良子というのがピンと来ないのだが、高倉健の逃亡パターンの面白さは否定しがたい。ズッコケにも程がある音楽も途中から投げやりな魅力を放ちはじめる。
いとそ

いとその感想・評価

2.9
志村喬とかもそうだけど、大滝秀治もこの人はいつから爺さんの役やってんだって見る度に思う。その大滝秀治の娘と高倉健の出会い方は完全にギャグだし、唐突な濡れ場にも笑う。セスナの操縦が車の運転より簡単ってマジ?
マンハントの予習として、
熊や馬、(ジョンウー版は鳩?)だったり、大滝秀治による教習を少し受けただけなのにセスナを飛ばせたり、
とにかくまぁはちゃめちゃな映画ですが、そそは置いといて、

私は最後の展開はかなりいただけません!

国家権力にはめられたら無実を証明するのが如何に大変なことなのかをずっと描いたのに、
主人公が勝手に射殺して正当防衛ということにする。

いやいやいやお前が権力を乱用していいのか!?

たしかに逃亡中に法律の限界を感じたとか言ってたけど、
自分も敵と同様に権力を振りかざしていいのかよ。。。
「マンハント」のオリジナルが今作。「マンハント」の冒頭の音楽ってオリジナルに使用されてた曲のカバーだったのか!熊が出て来たり新宿の街を馬の大群が駆け抜けたり終盤はリメイク版以上にヤバいヘンテコ展開だった。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
「マンハント」鑑賞前にオリジナルを予習。

長さんだ〜!(わかる人にだけ)(^^)

高倉健と原田芳雄、渋い男対決ですね〜。
原田芳雄は「ドーベルマン刑事」ですね〜。

大和田伸也、まだかけだしのペーペーだし!

この当時の映画音楽って、映画音楽というより「劇伴」だな。フィルムが出来てから録ってるんだろうな。贅沢だけど、音の使い方がベタだな〜。

特に、緊迫したシーンにかかるなんかハワイアンみたいな能天気な音楽は雰囲気ぶち壊すな〜。

写真館の軒先に掛かってるフジカラーののれんに「ジュリー」が写ってる〜!

倍賞美津子、セクシ〜! 「健さん&倍賞千恵子」は定番だけど「健さん&倍賞美津子」はレア?

多摩ニュータウンがまだ建設中!!

新宿に「寿司十円」の看板!!!

中野良子のファッションも、ふた回りくらいして古くさくないからビックリ!

検事と刑事が組んで捜査したり、丸腰の容疑者に刑事が発砲したり、自衛隊機がスクランブルしたり、突っ込みどころは満載。

おもしろくないわけじゃないけど、こう言っちゃあなんだが、かなり荒唐無稽な話で、名優が演じてはいるけど、マンガみたいな話だ。さらに言うと、逃走劇の大袈裟さと、謎解きの大雑把さとのバランスが悪く、まとまりがない。

名作とは言われているけど、本来緊迫するはずのシーンでかなり笑った。確かに「今」のレベルで作り直してみたくなる気がするのはわかる。

昭和の日本の風景と、若き名優たちの演技は見る価値あり。
マンハントの元の作品。
検事が濡れ衣を着せられて、自らその濡れ衣を晴らそうとする。
荒唐無稽な場面が(笑)
いかにも作りもんという熊(笑)
セスナ機を運転したことがないのに、運転してしまったり(笑)新宿の雑踏に馬を走らせたり。
高倉健さんは、それでも、ええ雰囲気ですね。
さあ、マンハントは、どうなんでしょ?
ちなみに、題名の中の憤怒は、「ふんど」読みます。ふんぬって読み方もあります。
原作の西村寿行が真似したのか製作の永田雅一がパクったのか知らないけどテレビ版『逃亡者』が元にあるんだろうなあ。健さんと原田芳雄で『網走番外地』をやりそうでやらない。終盤のキチガイ病院に潜入するくだりはちょっと『ショック集団』ぽい。健さんが逃げているシリアスなシーンを台無しにする間抜けな音楽とぬいぐるみ熊との死闘はジョン・ウーのリメイク版でも必ず入れて欲しい。
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