のんchan

白衣の男ののんchanのレビュー・感想・評価

白衣の男(1951年製作の映画)
3.8
1951年の🇬🇧ブラックコメディ🥸

mark数も少ないけど、これはfollowingさんのレビューで楽しそうだったのと、やっぱりインパクトのある赤色ジャケなのでチョイス❣️


定職に長く続かないが、発明好きなある筋では天才の男が《永遠に汚れず擦り切れない新繊維》を開発してしまう。
今で言う撥水加工があるような化学繊維なんだろうけど、時代は綿や麻、絹の自然な物がメイン。
化学繊維はまだまだ稀な中、そんな生地が出回ったら、大損してしまう〜❗️と繊維業界の重鎮らから監禁されてしまう😖そこを何とか抜け出して、借家に戻ると大家に言われる「なぜ科学者達は余計な事ばかりするのかしら?汚れない布が出来たら、洗濯が出来なくなるわ💢」と洗い晒しのシーツを手にして困り顔。その一言で我に帰る男😣


イギリスの繊維会社なので、重役達のスーツは仕立てが良くてとてもお洒落✨
繊維会社の研究室はフラスコやビーカー等の化学機器🔬🧪🧫が揃っていて面白かった😄

古くてもスピード感はあるし、時代が変わっても社会問題は何ら変わらないし、シュールな社会派コメディとして中々笑えました〜😂
奥が深くて歴史あり❗️ある意味貴重品かも💫


※邦題だと『白衣🥼』って、医者?なイメージだけど、これは研究者に引っ掛けたのか?ただ、時代的に白スーツって言わなかったのかな?
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