ワン

三大怪獣 地球最大の決戦のワンのレビュー・感想・評価

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)
3.0
異常気象が続く日本で、刑事の進藤(夏木陽介)は、来日するセルジナ公国のサルノ王女(若林映子)の護衛を命じられるが、彼女が乗った飛行機が爆発する。その後、金星人だと名乗る謎の女性が地球に危機が訪れていると予言をするものの誰も信じようとはしなかった。しかし、彼女の予言通り、阿蘇山からはラドン、太平洋上からはゴジラが復活。さらに黒部峡谷に落ちた隕石からは金星を滅亡させた宇宙怪獣キングギドラが出現してしまう。


【第5作目】タイトルにゴジラの名前が入っていない。ゴジラの目が大きくなり可愛くなった。岩を一心不乱に投げつけたり、幼虫モスラに糸を吐かれて苦しむラドンを見て大喜びするなどゴジラはかなり人間っぽい描写が増えた。小美人もTVタレントになってしまったようでかなり神秘性は薄れてしまい少し寂しい気がした。

キングギドラの造形がカッコ良くて、もっと見たかったけど人間パートの方が長い。王女に扮した金星人が地球の危機を説くシーンは何度もいらない。地球の危機を伝える方法はもっと上手いやり方があると思った。
ワン

ワン