このレビューはネタバレを含みます
怪物ディヴァインが大暴れする様は爽快。
狂人、異常者、怪物。
そんなディヴァインがラスト、囲まれて銃殺される。
群衆が狂喜し、アメリカを称える歌が流れディヴァインの死に顔が映される。
それを観ると、異常者は、怪物は、ディヴァインではなく群衆側なんじゃないかと僕の思考が逆転してしまうのが面白い。
価値観は人それぞれ。
授業中、前に座ってるやつの背中にシャーペンぶっ刺したい衝動に駈られたことありませんか?
そんな衝動を散らしてくれる映画でした。
以下セリフや感情の抜粋
ゲロ食い男はさすがにきつい
見世物小屋の見世物とは、観られる側か?観る側か?
十字架の導き、教会でのロザリオプレイ
イエスの磔と喘ぎ声
クソが漏れるほど愛してる
BGMのセンスが良い
苦しみは極上の快楽
巨大虫とディヴァインの交尾、ディヴァインいい表情をしている。
怪獣の行進