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ボディ・アンド・ソウルのaaaakikoのレビュー・感想・評価

ボディ・アンド・ソウル(1947年製作の映画)
3.8
防衛戦前夜、チャンプが「ベン!」と叫んで夜の街へ出ていくってオープニングから引き込まれてしまう。
二次大戦前のボクシング界と八百長。しかも自分の負け試合が組まれてる。

人間ドラマはクールな描写だったけど好きだ。人を殴って儲ける商売に反対の母、用具代をくれた父、そして愛するペグ。ベン、ショーティー。
ラストの試合は固唾を飲んで見守った!本当にハラハラしたし面白かった。勝ち負け以外のドラマが含まれていたし、わたしは違う結末を予測していた。

とはいえ試合後に群衆をかきわけて来るペグはついエイドリアンを思い出してしまったな(笑)
ペグがチャーリーを見て口にしたトラの詩というのもEye of the Tigerを思い出させた。
これに比べると『ロッキー』なんて本当に優しい物語だったなと思う。マフィアの手先が出てきたけど金くれてたし(笑)
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