さすが『ハスラー』を作ったロッセン監督らしくボクシングものなのに腕っぷし一つでのしあがっていく爽快さよりもその世界に関わった人間たちの悲哀と疲弊に満ちた深いドラマがメインに描かれていているので、下り…
>>続きを読む最後の試合は熱いよなぁと思うし切り返しからの有無を言わせぬ打撃の迫力は絶妙にずれたカッティングと合間って恐ろしい。しかし煮え切らないラストが好みではないし、人物の配置も上手いが目が滑るほど多人数で…
>>続きを読むひとりのボクサーの物語としても、ボクシング界の裏側の話としても面白かった
特に終盤の、本物かと思うような試合のシーンが素晴らしい
この時代に104分でこれだけのものを見せる手腕たるや
散々利用された…
たった今見た『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)の後に、ボクシング映画の影を描いたものとしてはこっちもあるなと思い、久々の鑑賞。ボクシングによる成り上がりと八百長の物語で、その内容は割と重苦し…
>>続きを読むボクシング興行の不正を題材にした、ロバート・ロッセン監督の社会派フィルム・ノワール。
"Get yourself a new boy. I retire."
"What makes you thi…
ボクシングのチャンピオン、チャーリー(ジョン・ガーフィールド)は防衛戦で八百長を強いられ苦悩するが、頼ろうとした母親と元婚約者ペグ(リリ・パーマー)に拒絶されてしまう。控室に入ったチャーリーはプロデ…
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