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陽だまりのイレブンのandesのレビュー・感想・評価

陽だまりのイレブン(1998年製作の映画)
3.6
タイトルから、ほんわかスポ根映画と思ったら、SFほんわかスポ根コメディ青春映画だった。ジーコとクローン(ジーコピー)が監督対決をする奇想天外な展開ながら、なんせジーコなので妙な説得力がある。クローンを作ると同時にジーコの心も分かれてしまい、それぞれが鬼軍曹戦略理論タイプと天真爛漫天才閃きタイプになるのも良かった。
子供達もキャラが立っており、個性を活かして活躍して、敵であっても悪役がいない、というのは試合以外でもまさしくサッカー映画といったところ。試合もうまく撮っており、普通に上手い子供たちと物凄く上手いジーコが観れるのは面白い。
いろいろ緩いがサッカーも演技も上手いジーコの求心力で見せきるキュートな映画。3.5点満点で3.6点という印象。
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