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キャタピラーのheのネタバレレビュー・内容・結末

キャタピラー(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもとても怖かった。

亭主関白だったのが、戦争から帰ってきて体が不自由になり、名誉だけもらって、世話してもらうようになり、立場が逆転して。

戦争前の夫も、戦争中の夫も、クズで、クズで、クズで。

周囲の目もあるから妻は世話をするけど、愛情なんか微塵もなく、憎しみや怒りを静かにぶつけていて、とてもリアルだった。

人間の醜さ、欲深さ、脆さ、しぶとさ、強かさ、いろいろな負の感情が全てリアルすぎて、怖かった。けど面白かった。
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