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ニッポン無責任時代のsidekickのネタバレレビュー・内容・結末

ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

●料金1000円
●あらすじ
渡辺プロと東宝が組み、日本中に大旋風を巻き起こしたクレージーキャッツ映画の第一弾。型破りなサラリーマン(植木)の出世街道を、ギャグと歌で描く傑作コメディで、植木のスーダラぶりが最高に痛快。

●植木等が秘書・重山規子、芸者・団令子、バーの女給・中島そのみの中で重山規子を選ぶのが意外だった。女性に言い寄られても距離を置くタイプだと勝手に思っていたから。ボーリング場で重山規子にキスを迫るオス感も植木等の飄々とした雰囲気とは相容れない感じ。
●そもそも植木等扮する平均というキャラクターは会社のルールや上下関係のしがらみという枠組みをはみ出すのが痛快なのに社長に出世して枠組みの頂点に立って終わりというのは今観ると居心地が悪く感じてしまう。当時の高度経済成長ニッポンではこれが正解なのかもしれないが、やっぱり平社員のまま無責任に会社を渡り歩いて欲しかったかな。
●矢吹丈のヒーローが植木等なのを思い出した。
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