ケイシー・アフレックとリヴ・タイラーが出てて、すごく退屈そうな雰囲気が好みっぽいから観てみた。監督がブシェミだったのは見終わってから知った。
第一印象通り退屈を絵にかいたような内容ではあった。よくいえば文学的であり、悪くいえば映像化しなくても、という感想。だが嫌いではない。
都会でダメで、地元へUターン。
どこにでもある話だけど、地元はしょぼくれてるし家族もだせーし誇れないし働きたくもないしなんかパッとしないし、っていうケイシー節と表情が妙にマッチしすぎててけだるいんですよ終始。いい意味で。
なんのために戦うのか?
答えなんてわかんないけど、戦い続けるんですよ。
文脈とか、味わい的な部分は好みなドヒューマンだった。問題提起まではいいけど、最終的にはモヤっとしたままです。それも味なのかなー。っていう映画だった。