esuran

リターン・トゥー・マイ・ラヴのesuranのレビュー・感想・評価

3.3
ケイシー・アフレックとリヴ・タイラーが出てて、すごく退屈そうな雰囲気が好みっぽいから観てみた。監督がブシェミだったのは見終わってから知った。

第一印象通り退屈を絵にかいたような内容ではあった。よくいえば文学的であり、悪くいえば映像化しなくても、という感想。だが嫌いではない。

都会でダメで、地元へUターン。

どこにでもある話だけど、地元はしょぼくれてるし家族もだせーし誇れないし働きたくもないしなんかパッとしないし、っていうケイシー節と表情が妙にマッチしすぎててけだるいんですよ終始。いい意味で。

なんのために戦うのか?
答えなんてわかんないけど、戦い続けるんですよ。

文脈とか、味わい的な部分は好みなドヒューマンだった。問題提起まではいいけど、最終的にはモヤっとしたままです。それも味なのかなー。っていう映画だった。
esuran

esuran