素晴らしいタイトルシークエンスのテーマ曲。感傷的なアルペジオで始まりガツっとギターが入ってファンクになる。
ヤクザ。
みんな渋い。濃いキャラ。
興奮しっぱなしのロッコ、アーネスト・ボーグナインの渋い偽物みたいなアメリカーノ、怒りっぱなし警察の人、ダンサーのネリー役バーバラ・ブーシェが70年代な美しさ。ステイサムのお父さんみたいなウーゴ役のガストーネ・モスキン。
互いに出し抜きあい大金を巡る話。90年代ノワールのベースと言われるが、この映画と言うよりはPoliziotteschi全体が影響与えてるんだなと。
サウンドトラック欲しい。
ネリーがクラブで踊るディスコ曲もまたいい。ベッドでウーゴとネリーが抱き合う時の曲すらかっこいい。
クラブのシーンでネリーの全身をフレームに収めて写す為にカメラが横向きに。最近のスマホカメラの縦横間違いみたいで映画で観るのは新鮮。
小説原作の三部作で続編が
(皆殺しハンター)la mala ordina
と
il Boss
どちらもヘンリー・シルバが出るようで今から楽しみ。
かっちょいい70年代、みーんなタバコ。
Poliziotteschi。
追記
サントラはナポリのプログレロックバンド、オザンナ。