オーウェン

山羊座のもとにのオーウェンのレビュー・感想・評価

山羊座のもとに(1949年製作の映画)
2.9
ヒッチコック作品で未公開は珍しいと思った。
イングリッド・バーグマンとジョセフ・コットンという主演コンビの知名度を考えれば尚更だ。

でも見終わるとサスペンスというよりはロマンスの方に比重が置かれており、時代も現代ではなく階級によって住み分けがされている時代。

最初は「レベッカ」的な中身と思ったが、前年にヒッチコックが撮った「ロープ」の影響が色濃く残る撮り方。
とにかく長回しが多く、サスペンスでないとあまり意味がないものに落ち着いてしまっている。

未公開もやむなしといったところか。
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