このレビューはネタバレを含みます
ホロコースト下に生まれた
純粋な友情
そっち側の教育を子どもにうけさせるけど長男には届かず、不当な扱いを受けているユダヤ人に疑問を抱く。
父の管轄下である収容所にいた同い年のユダヤ人と出会い友達になる。
ラストは、主人公男の子、または家族目線で観ていた側にとってとっても衝撃的で喪失感を伴う終わり方。
でも一番愕然とするのは、この時代のホロコーストの犠牲になったのは1人の男の子だけじゃないってこと。
命の重さなんて比べれるものじゃないのに、教育や風潮でこんなにも恐ろしいことをしてしまう。
父親の変貌と、予期していなかった惨事に、、傷つくべき人なんて誰もいなかったことを考えさせられる。