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縞模様のパジャマの少年のレクのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.1
子供視点で描かれるホロコースト映画。
大人が子供に教え伝えることが全て正しいとは限らず、子供たち自身がその目で見たものから学ぶことも多い。
この作品は身をもって大人へとその残酷な事実を突きつけるもの。

純粋で何も知らない子供だからこそ、その善悪の判断や分別、危機管理が時に悪い方向へと向いてしまう。
救いのない内容や後味の悪さよりも、その怖さと皮肉がラストの重みを増し、息ができない程に心が押しつぶされそうになる。
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