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縞模様のパジャマの少年のinuのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.9
後味の悪い、あまりにも後味の悪い映画。
家庭を静かに狂わせていくナチの足音がだんだん大きく聞こえてくる。人を人に非るとして殺すことのできるものを、人間といえるのか?ナチスという最悪の史実は逆説的に人間でないものがユダヤ人ではなくナチであることを写す。ラストシーンの残酷さったらない。胃が痛い。
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