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女帝キャサリンのqpのレビュー・感想・評価

女帝キャサリン(1997年製作の映画)
4.0
 エカチェリーナⅡ世の名前は教科書で聞いたことあるな~程度で見ました。

 結構リアルに描かれていて面白いと思います。18世紀後半のロシア時代がドロドロ描かれています。その中で、啓蒙専制君主と聞いていて、勝手に思い描いていたエカチェリーナⅡ世の政治力に感心しました。治世時代だけではなく、王位につく過程もちゃんと描かれていて面白いです。

 治世時は農民の直訴のときには素晴らしいと思いましたが、だんだん権力をもった貴族である以上、染まっていかざるを得ないことがよく描写されています。愛人関係も知らなかったので、すごいなーと思いました。

 問題は、貴族はほとんど同じ髪型で同じ服を着ているので、誰が誰だかわかりづらくなりやすいということです。突然、重要人物が現れたりもします。史劇ではよくあることですが、個人的に苦手です。
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